なぜ社会人は友達ができないのか?
学生の頃は友達が多く楽しかった。昔は親しい友達も多かった。
出会い系は寂しい社会人の救世主の話にあるように、社会人になって気付いたら友達がいなくなっていた。親しい友達を作ることが出来なくなっていた。
そんな社会人にいつからなってしまったのか。ふと気付くと一人ぼっちで毎日寂しい。
そんな悩みを持った社会人は意外に多いものだ。普通に社会人してれば昔の友達とも疎遠になり友達も少なくなってくる。
軽い、その場限りの友達はすぐに出来る。でもそんな友達はいらない。
仕事中心の生活になれば誰もが友達が少なくなってくる。いわゆる、仕事上の付き合いが増えてくるからだ。
でも決して悪いことではない。それが普通のことなのだから。
異性の友達の作り方
特に異性の友達は作りにくいものである。異性の友達はいずれ恋人に発展するか、付き合いづらくなり別れてしまう傾向が強い。
異性の友達なんて絶対に無理なんだよと語る人まで出てくる。私は否定派でも肯定派でもある。
異性の友達関係というのは非常に短くはかないものだと思う。でも短期間でも内容の濃い友達なのだ。
長い目で見れば異性の友達はあり得ないと思う。でも友達以上恋人未満の関係を大事にすることは、その後に恋人に発展してからも信頼関係を気づきやすくなる。出会い系サイトで知り合い付き合った恋人は大切にしようの話にあるように出会い系でも出会いは出会い。友達を大切にするのってほんとに大事ですね。
どうやって異性の友達を作るのか。
まずは素の自分をさらけ出す。そうすると、相手も素の姿を見せてくれる。
これだけでも親しい関係を築く基礎が出来る。そして、相手が困っている、悩んでいる時に手を差しのべる。話を聞いてあげる。
ただそれだけの事で2人の距離はずっと近づいてくるものだ。要は表面上の優しさじゃなく、本当に相手を思った言動が親しい友達関係をつくるのだ。
お金で友達は買えない話
私が体調を崩し入院した時のおじさんの話である(Tさん)。
Tさんは年下の私によく話をかけてくれていた。今考えるととても寂しいおじさんだったのだろう。
20代、30代そして40代と某大手のT〇〇〇〇Aでバリバリ働いていたという。景気が良かったこともあり多くの収入を得ていた。
羽振りも良かったのだろう。仲間を連れて連日飲みに行き楽しんでいた。親戚付き合いも良好で、一流企業勤めで鼻高々。自信に満ち溢れていた姿に親戚も魅力を感じていたところもあったのだろう。
ただ、親戚ではあるが、よくお金を貸して欲しいと言ってきていたようだ。お金には余裕があったTさん、人が良かった性格もあり拒むことなく貸していたようだ。
ところがTさんを病魔は容赦なく襲ってきた。働き盛りのTさんは長期入院を余儀なくされ、職も失ってしまうことになる。
寂しいことに、今までTさんに近寄ってきていた親戚もお見舞いさえこない。つまり、お金目当てだけの為にTさんと付き合っていたのだ。友達も同じだった。離れていく友達。
結局、Tさんの魅力はお金が中心だったのだ。お金がないTさんには誰も近づいてこない。職を失い入院生活中に親友が誰もいないことに気付いた、そう泣きながら話してくれた。命が短いことも…Tさん、本当に悔しかったんだろうな。
友達はお金では買えないと初めて強く思った私である。本当の友達は最後の最後まで友達なんですね。